2013年10月17日(木)、東京都台東区の東京国立博物館で、「洛中洛外図屛風 舟木本」をテーマにした3Dプロジェクションマッピングが行われた。
同館で開催中の特別展「京都 ─ 洛中洛外図と障壁画の美」の開催にあわせた企画で、江戸時代に描かれた重要文化財《洛中洛外図屛風 舟木本》を題材に、400年前の京を「空間」として表現。2012年12月、東京駅のマッピング「TOKYO HIKARI VISION」で大きな話題を呼んだクリエーター村松亮太郎さんが手がけた作品が、東京国立博物館 東洋館の外壁に鮮やかに映し出された。
特別展「京都 ─ 洛中洛外図と障壁画の美」は、戦国時代末期から江戸時代初期の京都をテーマに御所、龍安寺、二条城、京の街を取り上げ、国宝や重要文化財などの優品と先進の技術を駆使した映像で再現する展覧会。プロジェクションマッピングで映し出された「舟木本」など、国宝、重要文化財に指定されている「洛中洛外図屛風」全7件すべてが展示されることもあり、大きな話題を呼んでいる。
「特別展 京都 ─ 洛中洛外図と障壁画の美」は東京国立博物館で2013年12月1日(日)まで開催。観覧料は一般当日1,500円。
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