
姫路市立美術館「大阪・関西万博記念事業 髙田賢三展」
世界的ファッションデザイナー・髙田賢三の没後初となる大規模な回顧展が、出身地の兵庫県姫路市で開催される。
展覧会は、「色彩の魔術師」と称された髙田の約30年にわたる創作の歩みを、衣装やデザイン画を通じて紹介するもの。
会場には、1970年代から90年代にかけて手がけた衣装約100点が集結。1994年の姫路城世界遺産登録を記念した「キャスティバル’94」で使用されたランウェイ衣装22点も展示される。
さらに、メンズコレクションや、現・KENZOデザイナーのNIGOによる作品もあわせて紹介され、髙田の創造性とその継承を体感できる。
そのほか、幼少期のスケッチや自画像、晩年に身近に置いていた愛用品、旧邸宅(パリ・バスティーユ)に関する資料、生まれ故郷・姫路での調査記録などを通して、髙田賢三の人物像にも迫る。
大阪・関西万博記念事業「髙田賢三展」は、姫路市立美術館で2025年4月12日(土)〜7月21日(月・祝)に開催。観覧料は一般 1,500円など。

姫路市立美術館「大阪・関西万博記念事業 髙田賢三展」

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