
パナソニック汐留美術館「オディロン・ルドン ―光の夢、影の輝き」会場
近代美術の巨匠、オディロン・ルドン(1840-1916)の作品を紹介する展覧会が、東京ではじまる。
フランス南西部のボルドーに生まれたルドンは、パリで絵画と版画の基礎を学んだ後、木炭画と石版画で幻想的なイメージを表現した作品を制作。
フランス、ベルギー、オランダの文学者を中心に注目を浴び、1900年のパリ万国博覧会での作品展示により国内での評価はますます安定的なものとなった。
展覧会では、世界屈指のルドンコレクションである岐阜県美術館の作品約80点を含む、約110点の名品を展示。
ルドンの晩年の主要な画題の一つである「ステンドグラス」を描いた《窓》が東京で初公開されるほか、ルドン流の進化論といわれる石版画集『起源』が9点揃って展示される。
「オディロン・ルドン ―光の夢、影の輝き」は、パナソニック汐留美術館で2025年4月12日(土)〜 6月22日(日)に開催。入館料は一般1,300円など。

パナソニック汐留美術館「オディロン・ルドン ―光の夢、影の輝き」会場

パナソニック汐留美術館「オディロン・ルドン ―光の夢、影の輝き」会場

パナソニック汐留美術館「オディロン・ルドン ―光の夢、影の輝き」会場