2013年3月から森アーツセンターギャラリーにて行われる「ミュシャ財団秘蔵 ミュシャ展 ─ パリの夢、モラヴィアの祈り」を前に、2012年11月21日(水)、都内で記者発表が行われた。
19世紀末を代表する画家で、アール・ヌーヴォー様式の巨匠として日本でも幅広い人気があるアルフォンス・ミュシャの大規模展。
日本でミュシャの回顧展が初めて開かれたのは1978年。以来、多くのミュシャ展が開催されているが、その多くは世紀末のパリ時代の作品や活動に焦点をおいたり、年代を追って構成したものだった。
今回はミュシャ財団が全面的に協力し、ミュシャの芸術家としての功績を通じ、作家のコンセプトや芸術理念、思想までを考察し、これまでの展覧会とは一線を画した構成となる。監修は成城大学名誉教授の千足伸行さん。
紙ではなくシルクサテンに刷った《四芸術》、ミュシャがパッケージをデザインしたビスケット箱や香水瓶のセットなど、日本初公開の作品も来日。近年注目されている、フリーメイソンと密接に関わっていたミュシャの姿も紹介される。
全体は6章構成で、出品作は240点超。画家としてのミュシャにも着目し、約30点の油彩も出品される。
展覧会のオフィシャルサポーターは、ベッキーさん。展覧会テーマソングもベッキー♪#による書き下ろしとなる。
「ミュシャ財団秘蔵 ミュシャ展」は2013年3月9日(土)~5月19日(日)。会場は森アーツセンターギャラリー。観覧料は一般1,500円、大学生1,200円。当日券(一般)2枚より800円お得なチケット【早割ペアチケット】などは、2012年11月22日(木)~12月21日(金)に発売。なお同展は新潟、松山、仙台、札幌に巡回する。
[img]http://www.museum.or.jp/storage/old/photos0/1988.jpg[/img] 「ミュシャ展」の前売りチケットはこちら | |
|
発信:
インターネットミュージアム>
森アーツセンターギャラリー 施設詳細ページへ