「IMMERSIVE JOURNEY」会場 (左から)エジプト考古学者・吉村作治、北野武
横浜に大型のXRエンタテインメント施設「IMMERSIVE JOURNEY」(イマーシブジャーニー)が誕生し、報道関係者向けの発表会が開催された。
施設はヴェネチア国際映画祭等にノミネートされるXR映画作品を製作し、日本初のXR映画祭も主催するCinemaLeapが開設したもので、約1,000㎡という国内最大級の大型XRエンタテインメント施設。
来場者はヘッドマウントディスプレイを装置し、広い空間を自分の足で自由に歩き回りながら、異世界を旅するかのような没入体験が可能。壁や床に描かれているマーカーにより、体験者同士は互いを認識することができる。
開館記念の作品は、クフ王のピラミッドを巡る「Horizon of Khufu」(ホライゾン・オブ・クフ)。
パリを皮切りに世界10都市で100万人以上を魅了したVR作品で、来場者は4500年前のクフ王の葬儀に参列し、エジプト文化の奥深さを味わうことができる。
開館発表会には、日本語訳監修を務めたエジプト考古学者の吉村作治さんと、世界的な映画監督で俳優の北野武さんが登壇。
北野さんは「技術の進歩はすごい。昔のバーチャルとはちょっと違い、ここ(実際の会場)にいたことが分からなくなるほど」と作品をPRした。
「IMMERSIVE JOURNEY」は2024年12月1日(日)、横浜市のアソビル3F (横浜駅直結)にオープン。入場料は一般平日 4,000円、休日 5,000円など。
「IMMERSIVE JOURNEY」会場
「IMMERSIVE JOURNEY」会場
「IMMERSIVE JOURNEY」会場 ヘッドマウントディスプレイで作品を体験する北野武さん