サントリー美術館「美をつくし―大阪市立美術館コレクション」会場
大阪市立美術館が有するコレクションのなかから、源泉された名品を紹介する展覧会が東京で始まる。
大阪市立美術館は、東京、京都に次ぐ日本で三番目の公立美術館として、昭和11年(1936)に開館。
コレクションは、日本・中国の絵画や書蹟、彫刻、工芸など8,500件を超え、とりわけ関西の財界人によるコレクションをまとめて収蔵している点が特徴といえる。
同館は開館90周年(2026)を前に大規模な改修工事が行われるため、9月26日から長期休館に入る予定で、この機会に各ジャンルから厳選された優品が館外に貸し出される事になった。
展覧会では質・量ともに世界に誇る中国美術コレクションや、日本中近世美術の大画面屛風図、江戸時代の工芸品、橋本関雪や上村松園らによる近代日本画などを展示する。
展覧会名「美(み)をつくし」は、大阪市章にもかたどられる「澪標(みおつくし)」から命名された。
「美をつくし―大阪市立美術館コレクション」はサントリー美術館で2022年9月14日(水)~11月13日(日)に開催。入館料は当日一般 1,500円など。
サントリー美術館「美をつくし―大阪市立美術館コレクション」会場
サントリー美術館「美をつくし―大阪市立美術館コレクション」会場
サントリー美術館「美をつくし―大阪市立美術館コレクション」会場