蔦重の眼 歌麿・写楽と浮世絵黄金時代

    MOA美術館 | 静岡県

    江戸時代、大都市に成長した江戸では、活発な経済活動を背景に町人の文化が開花し、庶民の関心事を主題とする浮世絵がめざましく発展しました。江戸中期には、浮世絵黄金時代の立役者である版元・蔦屋重三郎(1750−97)が登場し、喜多川歌麿、東洲斎写楽をはじめとする現在世界的人気を集めているスター絵師の才能が見出されました。 美人画の第一人者と謳われた絵師、喜多川歌麿(?−1806)は、上半身をクローズアップして描く「美人大首絵」を確立し、女性の仕草や表情を繊細に描写するだけでなく、色香や内面までも見事に表現しました。 役者の似顔を巧みに捉えた東洲斎写楽(生没年不詳)は、寛政6年(1794)5月から翌年1月までのわずか10ヵ月間の活動期間に約140種の作品を残し、印象的な役者大首絵を描きました。 同時期には、勝川春章(?−1793)や鳥文斎栄之(1756−1829)、歌川豊国(1769−1825)らが活躍し、浮世絵は最盛期をむかえました。 本展では、歌麿・写楽をはじめ、天明・寛政期から文化・文政期に活躍した絵師たちの錦絵や肉筆美人画を展観し、江戸町人文化の賑わいとともに花開いた黄金期の浮世絵の魅力を紹介するものです。 (公式サイトより)
    会期
    2025年7月25日(金)〜9月9日(火)
    開催まであと133日
    開館時間
    9:30-16:30(最終入館は16:00まで)
    料金
    一般 1,760円(1,430円)
    高大生 1,100円(770円)
    中学生以下 無料
    シニア割引 1,540円
    障害者割引 無料

    ( )内は10名以上の団体料金
    休館日 木曜日(祝休日の場合は開館) 展示替え日(※最新の情報はカレンダーをご確認ください)
    公式サイト https://www.moaart.or.jp/
    会場
    MOA美術館
    住所
    〒413-8511 静岡県熱海市桃山町26-2
    0557-84-2511
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