十二支 から 子 (ね)小林尚珉
青森県立郷土館小林尚珉(こばやししょうみん)
1912(明治45)~1994(平成6)年
青森市出身
本名 佐藤國雄
京都在住の金工作家黒江光珉に師事。伝統的彫金法、打ち出し技法、布目象眼、切りはめ象眼を研鑽。
1941(昭和16)年文展初入選、1952(昭和27)年から祇園祭の菊水鉾の再興に伴い、鉾の全金具を製作。1972(昭和47)年に県褒章、1985(昭和60)年京都府文化功労賞。生涯のモチーフは鳥。
金属の中でもアルミニウムに着目し、打ち込み象眼という技法
担当者からのコメント:金色の実を持って、縁起のよさそうなねずみです。12月20日から1月31日まで「干支展 ねずみ ネズミワールド」で展示します。