明治大学博物館をたずねて (3)
考古部門では明治大学における考古学研究の成果を公開。明治大学では、1950年に文学部考古学専攻が発足して以来、旧石器時代から古墳時代にまたがる各時代の遺跡を中心に調査研究を進めています。これまでに大学が調査に関わったものでは、岩宿遺跡(群馬県)、砂川遺跡(埼玉県)、夏島貝塚(神奈川県)、出流原遺跡(栃木県)の出土資料が重要文化財に指定されています。
展示室には旧石器時代から古墳時代まで、戦後の日本考古学の発展を促した重要資料が時代順に並びます。
考古部門
考古部門
大学史展示室は明治大学の歴史や、校友・学生・教職員に関する多彩な資料を常設展示しています。明治大学の前身である明治法律学校は1881年に開校。日本有数の私立学校として発展し、1920年には旧制明治大学が、1949年には新制明治大学が発足しました。
また特別展示室では、年間を通してさまざまな展覧会が開催されます。
大学史展示室
大学史展示室
大学のミュージアムはやや入りにくいイメージを持たれる方もいるかもしれませんが、明治大学博物館は近代的なビルに入っている事もあり、気負わずに入れるのも特徴的。何といっても無料というのが魅力的です。個人的な使用なら常設展示は撮影も可能ですので、お気軽にご利用ください。