2018年10月22日(月)、東京・墨田区の江戸東京博物館で企画展「玉(TAMA) ― 古代を彩る至宝 ―」のプレス向け内覧会が開催された。
古くより飾る人々を美しく飾るだけでなく、魂・霊(タマ)に通じる神秘性を見いだし、特別な存在として大切に取り扱われてきた、玉(たま)に焦点を当てた企画展。
古代歴史文化とゆかりの深い14県(埼玉県、石川県、福井県、三重県、兵庫県、奈良県、和歌山県、鳥取県、島根県、岡山県、広島県、福岡県、佐賀県、宮崎県)からなる古代歴史文化協議会と共同で開催する。
5章構成で、古代の玉の歴史的意義をわかりやすく展示。歴史に息づく神秘的な玉の変遷が紹介される。
展示されているのは、膨大な数の多彩な玉が使用された古墳時代の国宝 藤ノ木古墳(奈良県)《銀製鍍金空玉(とうきんうつろだま)》や、宇木汲田(うきくんでん)遺跡(佐賀県)《ヒスイ製勾玉》など。
関連イベントとして、古代歴史文化協議の14県の連続ミニ講座「古墳時代の玉類~14県の玉文化~」が、常設展示室5階 中村座前にて、会期中の土日に開催される。
「玉(TAMA) ― 古代を彩る至宝 ―」は江戸東京博物館で12月9日(日)まで開催。観覧料は、一般 600円、大学・専門学校生 480円、中学生(都外)・高校生・65歳以上 300円、中学生(都内)・小学生以下は無料。
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