にじまま
出展作品数は思ったほど多くはなく、壁から生えているような草花(もちろん、彩色の木彫だが)が、そこはかとなく、空間を彩っていた。
びちゃ
もっと見たい。と思ってしまうほど、作品は素晴らしい。しかし、たくさん横並びに展示すると、作品本来の魅力が半減してしまうので、このくらいが良いのかもと思う。
いわゆるホワイトキューブではなく、松濤美術館のような邸宅っぽい展示場所との相性も良かったと思う。
建物も良いので、まったりとくつろぎながら鑑賞したいところだが、作品が小さいため、近寄らないとよく見えない。結果、ソファに座ってのんびりは無理。若干の矛盾を感じながらの鑑賞となった。
鑑賞に来ているひとたちも作品を理解しているのか、作品リストを見て、探しながら鑑賞していて、落ち着いた感じの時間が流れていると思った。口コミで人気が出て、混雑するようなことがないよう祈ってます。
スナフキン
ネットでみて、興味があって行ってきました。松涛美術館は品があってシンプルで好きな美術館のひとつですが、今回の展示は正にぴったり。雑草のように下のほうに生えているようにみえて、木彫りという、すばらしい作品ばかりでした。平日の朝一に行ったので静かな空間でゆったりとみることができてよかったです