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ミュージアム キャラクター アワード 2018 グランプリ特集
《脇指 無銘(雷切丸)》
《伊予札縫延栗色革包仏丸胴具足》
《黒猪毛逆頬箙》
《唐草葵紋蒔絵挟箱》 / 《緋羅紗地挟箱掛》
森祖仙《猿図》
雷を切った刀
ミュージアムキャラクターアワード2018でグランプリに輝いた「雷切丸くん」は、立花家史料館が所蔵する名刀・雷切丸を擬人化したキャラクター。2015年にイラストレーター大久保ヤマトさんによるデザインで、美少年のキャラクターとして誕生しました。
人気に拍車をかけたのが、2.5次元キャラクターの存在です。2017年からは舞台俳優の山川源太さんが「雷切丸くん」を演じ、立花家史料館での解説などで活躍。地元からの大きな声援も後押しするかたちで、見事、ミュージアムキャラクターアワード初挑戦で栄冠を手にしました。
雷切丸は「雷を切った」と伝わる刀です。大友宗麟の右腕とされた猛将・戸次鑑連(道雪)が昼寝をしていたところ、突然の落雷。鑑連はすかさず枕元の刀・千鳥を抜いて雷を切った、とされています。以降、千鳥は雷切丸と改名され、脇指に直された姿で今日まで伝わっています。
立花宗茂と誾千代
戸次鑑連に端を発する立花家。2代にあたる立花宗茂とその妻・誾千代(ぎんちよ)は、波乱の生涯を辿りました。
後継者となる息子がいなかった戸次鑑連から、わずか7歳で城主の座を譲られたのが、娘の誾千代。戦国時代に女城主とされている例は他にもありますが、誾千代は一級の資料でその存在が確認されている唯一の存在です。
聡明で勇敢だった誾千代。秀吉に言い寄られた際に、女中に鉄砲を構えさせて護衛させ、自らも武装して名護屋城に乗り込んだため、秀吉はついに手を出せなかったとも伝わります。
誾千代の婿となり、立花家を継いだのが立花宗茂です。秀吉から「東の本多忠勝、西の立花宗茂」と評される実力者でしたが、関ヶ原合戦では西軍についたため、大名から浪人に転落。ただ、その人望は敵方だった徳川も認めており、後に大名として復活。関ヶ原で敗れながら旧領に復帰したのは、立花宗茂ただひとりです。
立花宗茂と誾千代にもイメージキャラクターが設定されました。地元の柳川市では、戦国時代を駆け抜けた立花宗茂と誾千代を、NHKの大河ドラマとして実現させるための活動も展開していました。
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