
東京国立博物館「東博コレクション展」
東京国立博物館では、これまで「総合文化展」として展開してきた常設展示を、2025年4月1日(火)より「東博コレクション展」と名称を改め、新たにスタートした。
5つの展示館で構成され、館蔵品および寄託品からなる約3,000件の文化財を常時展示。コレクションのひとつである法隆寺献納宝物の伎楽面31面は、この3月末で一括で国宝に指定された。 仮面で国宝になったものはこれがはじめてで、あわせて国宝は所蔵作品で90件、寄託品を含めると146件となる。
「東博コレクション展」の開始にあわせて、本館11室をリニューアル。平安時代・12世紀に制作され、2022年に東京国立博物館所蔵となった《金剛力士立像》が公開された。
「東博コレクション展」のスペシャルサポーターには、俳優の佐々木蔵之介さんが就任。「研究員の方は収蔵庫を『蔵』と呼ぶので、蔵つながりで起用されたのではないか(笑)。事前に話を聞くと、みなさん、作品についてとても熱く語るので、その思いを来館者に伝えられれば」と、意気込みを語った。
リニューアルと新展示の開始を記念し、4月8日(火)より新たなミュージアムグッズの販売もスタートする。
東博コレクション展(平常展)観覧料は、一般 1,000円など。

東京国立博物館「東博コレクション展」

東京国立博物館「東博コレクション展」