新型コロナの影響は続いていますが、注目の展覧会が続々とスタート!2020年夏のおすすめ展覧会をご紹介します。
開幕直前で延期になった「ロンドン・ナショナル・ギャラリー展」(国立西洋美術館)と「古典×現代2020―時空を超える日本のアート」(国立新美術館)は、3カ月遅れでスタートが決定。前者は全点が日本初公開、後者は現代作家の作品と日本の古美術を組み合わせます。
IM取材レポートから、「ロンドン・ナショナル・ギャラリー展」と「古典×現代2020―時空を超える日本のアート」
『ザ・ニッポン』といえる展覧会が「きもの KIMONO」(東京国立博物館)と「The UKIYO-E 2020 ─ 日本三大浮世絵コレクション」(東京都美術館)。「MANGA都市TOKYO ニッポンのマンガ・アニメ・ゲーム・特撮2020」(国立新美術館)には、巨大な東京の都市模型が登場します。
開館・リニューアルの動きも活発。「珠玉のコレクション」展のSOMPO美術館は開館間近。ゴッホ《ひまわり》は、これまでより近くから見られます。「ART in LIFE, LIFE and BEAUTY」のサントリー美術館と、「帰ってきた!どうぶつ大行進」の千葉市美術館は、リニューアルオープンです。
アーティゾン美術館は開館第2弾。「Cosmo-Eggs|宇宙の卵」は、昨年開催されたヴェネチア・ビエンナーレ国際美術展の凱旋展。「鴻池朋子 ちゅうがえり」は同館初の現代美術展です
芸術祭が続々と延期になるなか「ヨコハマトリエンナーレ2020」の開催はアッパレのひとことです。
各展覧会とも新型コロナ対策として、事前予約制などさまざまな措置がとられています。お出かけの前に公式サイトで情報をご確認ください。