石川県ウェブサイト「国立工芸館(東京国立近代美術館工芸館) 2020年 東京から石川・金沢へ」
今年2月に東京・北の丸公園での活動を終了し、石川県金沢市に移転した通称「国立工芸館」(正式名称:東京国立近代美術館工芸館)の一般公開日が、2020年10月25日(日)に決定した。
国立工芸館は、日本で唯一の工芸を専門とする国立美術館。建物は明治期に建てられた二つの旧陸軍の施設(旧陸軍第九師団司令部庁舎と旧陸軍金沢偕行社、ともに国登録有形文化財)を、「兼六園周辺文化の森」に移築して活用する。
陶磁、ガラス、漆工、木工・竹工、染織、金工、人形、デザインなど、全国各地・近現代のあらゆる工芸分野の秀作を網羅したコレクション約3800点のうち、約1900点が金沢に移転する(予定)。
館長は唐澤昌宏、新たに設けられる名誉館長には中田英寿氏が就任する。
2020年度から2021年度にかけては開館記念展として、以下の3本の展覧会を予定している。
・「工の芸術素材・わざ・風土(仮称)」 2020年10月25日(日)~2021年1月11日(月)
・「うちにこんなのあったら展気になるデザイン+工芸コレクション(仮称)」 2021年1月30日(土)~4月15日(木)
・「近代工芸と茶の湯―四季のしつらい ―― 【仮称)」 2021年4月29日(木)~7月4日(日)
関連サイト:石川県ウェブサイト「国立工芸館(東京国立近代美術館工芸館) 2020年 東京から石川・金沢へ」