2019年11月1日(金)、東京・渋谷区の太田記念美術館で「ラスト・ウキヨエ 浮世絵を継ぐ者たち」のプレス向け内覧会が開催された。
洋画家であり、浮世絵コレクターとしても知られる悳俊彦(いさお・としひこ)のコレクションの中から、明治の浮世絵、約220点を紹介する展覧会。
浮世絵といえば江戸時代の文化と思われがちだが、実際には明治時代の終わり、20世紀の初頭まで、浮世絵版画は制作され続けていた。
近年、月岡芳年や小林清親らは「最後の浮世絵師」と称されて、展覧会で紹介される機会も増えてきたが、彼らに続く世代も多くの絵師たちが活躍していたにもかかわらず、これまでそれらの浮世絵が美術館で紹介されることはほとんどなかった。
本展では二代歌川芳宗、右田年英、水野年方、楊洲周延、尾形月耕、山本昇雲、宮川春汀など、本当の最後の浮世絵師たち、総勢37人の作品を紹介する。
「ラスト・ウキヨエ 浮世絵を継ぐ者たち」は太田記念美術館で、2019年11月2日(土)~12月22日(日)に開催。観覧料は一般 1,000円、大高生 700円、中学生以下無料。
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