2019年7月24日(水)、東京・港区の根津美術館で「優しいほとけ・怖いほとけ」のプレス向け内覧会が開催された。
飛鳥時代から江戸時代に至る仏教絵画・彫刻を通じて、ほとけの表情とその意味を考える展覧会。
仏教の真理を体現する厳かな「如来」、人々を苦難から救い福楽を与える慈悲の「菩薩」、教えに従わない者や怨敵を屈服させる忿怒の「明王」に分類され、忿怒相のほとけのグループには、武将の姿で外敵を撃退する四天王のような「天」も含まれる。
展覧会では館蔵品のみで、計35件を展示。絵画の所蔵品が多い同館としては珍しく、彫刻が多く出陳。うち3体は展示ケースに入れず、露出で展示される。
そのなかのひとつ、江戸時代の《愛染明王坐像》は、台座が破損していたため展示がかなわなかったが、このたび修復。本展で初公開となる。
「優しいほとけ・怖いほとけ」は根津美術館で、2019年7月25日(木)~8月25日(日)に開催。観覧料は一般 1,100円、学生 800円、中学生以下は無料。
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