太平洋戦争が終結してから70年の節目にあたる今年、東京・渋谷区の太田記念美術館で「浮世絵の戦争画 ─ 国芳・芳年・清親」が開催される。
浮世絵は泰平の世を描いた享楽的な印象が強いが、江戸から明治にかけては戦争を題材とした浮世絵が数多く出版されていた。
展示されるのは源平時代や戦国時代といった歴史上の合戦を題材としたものから、幕末の戊辰戦争、明治時代の西南、日清、日露戦争など、同時代に勃発した戦争を題材としたものまで60点。
絵師は歌川国芳、月岡芳年、小林清親など有名絵師も多いが、これまで戦争画に注目が集まることがなかったため、ほとんど紹介される機会が無かった知られざる作品が並ぶ。
「浮世絵の戦争画 ─ 国芳・芳年・清親」は太田記念美術館で、2015年7月1日(水)~7月26日(日)に開催。観覧料は一般 700円、大学・高校生 500円、中学生以下は無料。
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