橋口五葉のデザイン世界

    碧南市藤井達吉現代美術館 | 愛知県

    橋口五葉(1881-1921)は、我が国の書籍装幀や新板画の先駆者として知られています。1881(明治14)年、鹿児島に生まれた五葉は1899(明治32)年に上京、白馬会研究所を経て1901(明治34)年に東京美術学校(現・東京藝術大学)で学びます。 東京美術学校在学中に、兄・貢の紹介で夏目漱石と知り合い、1905(明治38)年には漱石の小説家デビュー作である『吾輩ハ猫デアル』の装幀を手掛け、一躍注目を浴びることとなります。漱石の信頼を得た五葉はその後も『三四郎』、『それから』、『門』をはじめとする数多くの著作の装幀を手掛けてゆきます。漱石のほかにも、「日本の本をもっと美しくしたい」という想いのもと、泉鏡花をはじめとする日本近代文学を代表する様々な作家の装幀を手掛けました。五葉は、新板画において新たな表現を追求した側面が強調されがちではありますが、三越のポスターをはじめとする商業グラフィックも手がけており、グラフィックデザイナーとしても数多くの仕事を残しています。 本展では、こうした橋口五葉のグラフィックデザインを、夏目漱石をはじめとする書籍の装幀を中心にご紹介します。40歳の若さで没した五葉が手掛けた様々な領域の作品も併せてご覧いただくことで、五葉の豊かなデザイン世界をご紹介する展覧会です。 (プレスリリースより)
    会期
    2025年7月23日(水)〜8月31日(日)
    開催まであと135日
    開館時間
    午前10時~午後5時
    公式サイト https://www.city.hekinan.lg.jp/museum/index.html
    会場
    碧南市藤井達吉現代美術館
    住所
    〒447-0847 愛知県碧南市音羽町一丁目1番地
    0566-48-6602
    橋口五葉のデザイン世界の巡回展
    栃木県
    2025年4月5日(土)〜5月18日(日) 足利市立美術館
    開催まであと26日
    展覧会の詳細はこちら
    東京都
    2025年5月25日(日)〜7月13日(日) 府中市美術館
    開催まであと76日
    展覧会の詳細はこちら
    愛知県
    2025年7月23日(水)〜8月31日(日) 碧南市藤井達吉現代美術館
    開催まであと135日
    展覧会の詳細はこちら
    福岡県
    2025年9月13日(土)〜12月26日(金) 久留米市美術館/石橋正二郎記念館
    開催まであと187日
    展覧会の詳細はこちら
    おすすめレポート
    学芸員募集
    明石市立文化博物館 学芸員募集中! [明石市立文化博物館]
    兵庫県
    芦屋市立美術博物館 学芸員(歴史・教育担当)募集中! [芦屋市立美術博物館]
    兵庫県
    【新卒/経験者OK】都内環境啓発施設、常勤スタッフ(コーディネーター)募集中! [武蔵野市環境啓発施設「むさしのエコreゾート」、エコギャラリー新宿(新宿区立環境学習情報センター・区民ギャラリー) など]
    東京都
    公益財団法人日本博物館協会 事業部門マネージャーの募集 [公益財団法人日本博物館協会]
    東京都
    吉村昭記念文学館 学芸員募集 [荒川区地域文化スポーツ部ゆいの森課(吉村昭記念文学館)]
    東京都
    展覧会ランキング
    1
    神戸市立博物館 | 兵庫県
    大ゴッホ展 夜のカフェテラス
    開催まであと194日
    2025年9月20日(土)〜2026年2月1日(日)
    2
    東京ステーションギャラリー | 東京都
    生誕120年 宮脇綾子の芸術 見た、切った、貼った
    もうすぐ終了[あと6日]
    2025年1月25日(土)〜3月16日(日)
    3
    国立西洋美術館 | 東京都
    西洋絵画、どこから見るか?―ルネサンスから印象派まで
    開催まであと1日
    2025年3月11日(火)〜6月8日(日)
    4
    東京都美術館 | 東京都
    ミロ展
    開催中[あと118日]
    2025年3月1日(土)〜7月6日(日)
    5
    ラムセス・ミュージアム at CREVIA BASE Tokyo(豊洲) | 東京都
    ACN ラムセス大王展 ファラオたちの黄金
    開催中[あと181日]
    2025年3月8日(土)〜9月7日(日)