中平卓馬 火―氾濫

    東京国立近代美術館 | 東京都

    日本の戦後写真における転換期となった1960 年代末から70 年代半ばにかけて、実作と理論の両面において大きな足跡を記した写真家である中平卓馬。その存在は森山大道や篠山紀信ら同時代の写真家を大いに刺激し、またホンマタカシら後続の世代にも多大な影響を与えてきました。1960 年代末『PROVOKE』誌などに発表した「アレ・ブレ・ボケ」の強烈なイメージや、1973 年の評論集『なぜ、植物図鑑か』での自己批判と方向転換の宣言、そして1977 年の昏倒・記憶喪失とそこからの再起など、中平のキャリアは劇的なエピソードによって彩られています。しかしそれらは中平の存在感を際立たせる一方で、中平像を固定し、その仕事の詳細を見えにくくするものでもありました。本展では、あらためて中平の仕事をていねいにたどり、その展開を再検証するとともに、特に、1975 年頃から試みられ、1977 年に病で中断を余儀なくされることとなった模索の時期の仕事に焦点を当て、再起後の仕事の位置づけについてもあらためて検討します。 2015 年に中平が死去して以降も、その仕事への関心は国内外で高まり続けてきました。本展は、初期から晩年まで約400 点の作品・資料から、今日もなお看過できない問いを投げかける、中平の写真をめぐる思考と実践の軌跡をたどる待望の展覧会です。 (プレスリリースより)
    会期
    2024年2月6日(火)〜4月7日(日)
    会期終了
    開館時間
    10:00-17:00(金曜・土曜は10:00-20:00)
    ※入館は閉館の30分前まで
    料金
    一般 1,500円(1,300円)
    大学生 1,000円(800円)
    ( )内は20名以上の団体料金。いずれも消費税込。
    休館日 月曜日、ただし3月25日は開館
    公式サイト https://www.momat.go.jp/
    会場
    東京国立近代美術館
    住所
    〒102-8322 東京都千代田区北の丸公園3-1
    050-5541-8600(ハローダイヤル)
    中平卓馬 火―氾濫のレポート
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    日本の戦後写真で、実作と理論の両面で大きな足跡を記した伝説的な写真家
    1960年代末の「アレ・ブレ・ボケ」、1973年の評論集『なぜ、植物図鑑か』
    初期から晩年まで約600点の作品・資料で中平の仕事の展開を丁寧に再検証
    中平卓馬 火―氾濫に関連する特集
    後の日本文化に大きな影響を与えた本阿弥光悦を特集した展覧会や、ソースも発売される「印象派 モネからアメリカへ ウスター美術館所蔵」など。
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