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    “べらぼう”に面白い!江戸の出版界を変えた男 ― 東京国立博物館「蔦屋重三郎 コンテンツビジネスの風雲児」
    (掲載日時:2025年4月21日)

    東京国立博物館 平成館 特別展示室 特別展「蔦屋重三郎 コンテンツビジネスの風雲児」
    東京国立博物館 平成館 特別展示室 特別展「蔦屋重三郎 コンテンツビジネスの風雲児」

    江戸時代後期の出版界で圧倒的な存在感を放った“蔦重”こと蔦屋重三郎(1750〜97)を取り上げる展覧会が開催される。

    蔦屋重三郎は、浮世絵師・喜多川歌麿や東洲斎写楽の才能を見出し、出版を通じて世に送り出した敏腕プロデューサー。

    また、狂歌や黄表紙、洒落本といった文芸ジャンルにも積極的に関わり、遊郭や歌舞伎といった当時の大衆文化を背景に、多くの話題作・ベストセラーを生み出した。まさに“江戸のコンテンツビジネス”のパイオニア的存在といえる。

    展覧会は、蔦重の出版活動を軸に、18世紀末の江戸文化を読み解く企画。

    書物、浮世絵、戯作など約250点の資料を通して、蔦重がどのようにして文化人や芸術家を束ね、メディアミックス的にコンテンツを構築していったのかを紹介する。

    特に、蔦重が手がけた歌麿や写楽による代表作が一堂に集まるのは大きな見どころとなる。

    また、2025年放送のNHK大河ドラマ『べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~』とも連携。ドラマに登場する江戸の街並みや人物像を臨場感ある演出で再現する。

    特別展「蔦屋重三郎 コンテンツビジネスの風雲児」は東京国立博物館 平成館 特別展示室で、2025年4月22日(火)~6月15日(日)で開催。観覧料は一般 2,100円など。事前予約不要。


    東京国立博物館 平成館 特別展示室 特別展「蔦屋重三郎 コンテンツビジネスの風雲児」
    東京国立博物館 平成館 特別展示室 特別展「蔦屋重三郎 コンテンツビジネスの風雲児」

    東京国立博物館 平成館 特別展示室 特別展「蔦屋重三郎 コンテンツビジネスの風雲児」
    東京国立博物館 平成館 特別展示室 特別展「蔦屋重三郎 コンテンツビジネスの風雲児」

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