若冲と一村 ― 時を越えてつながる ―

岡田美術館 | 神奈川県

伊藤若冲「花卉雄鶏図」(部分)江戸時代中期 18世紀中頃 岡田美術館蔵
2023年秋に開館10周年を迎える岡田美術館では、これまでの展覧会においてとりわけ人気の高かった画家4人を選び、2人ずつ2部に分けて展覧会を開催します。 第1部では、江戸時代の伊藤若冲と昭和時代の田中一村。いずれも、近年、人気が急上昇した画家です。生涯独身を通し、描くことだけを生き甲斐として制作した2人は、写生を徹底したことや、あでやかな彩色、画面に行き渡る緊張感など、作風においても似通う点が認められます。このような生き方・作品の全体を通じ、当館館長・小林忠は、一村を「昭和の若冲」と称しています。 本展では、若冲が精力的に描いた30代末頃~40代の着色画と、一村の奄美大島在住時代の代表作、それぞれの墨絵、同じ種類の鳥を描いた絵など、2人の絵をさまざまに組み合わせて展示します。若冲7件・一村7件の作品を中心に、関連画家の作品、伝統的な花鳥画の屏風絵などを併せた約40件の多彩な展示をお楽しみください。 ※若冲の1件「雪中雄鶏図」の展示期間は3/10~6/4。一村の2件は個人蔵、他は当館蔵。
会期
2022年12月25日(日)〜2023年6月4日(日)
会期終了
開館時間
午前9時〜午後5時(入館は4時30分まで)
公式サイト https://www.okada-museum.com/
会場
岡田美術館
住所
〒250-0406 神奈川県足柄下郡箱根町小涌谷493-1
0460-87-3931
評価
若冲と一村 ― 時を越えてつながる ―のレポート
20
2023年秋で開館10周年の岡田美術館。記念展の第一弾は伊藤若冲と田中一村
若冲が30代末頃~40代の着色画と、一村の奄美大島在住時代の代表作が競演
叭々鳥を描いた両者の作品は並べて展示。「生誕360年記念 尾形乾山」も
若冲と一村 ― 時を越えてつながる ―に関連する特集
大注目は都美「エゴン・シーレ展 ウィーンが生んだ若き天才」。ファッション好きには現美「クリスチャン・ディオール、 夢のクチュリエ」、Bunkamura「マリー・ローランサンとモード」。三菱一号館の「芳幾・芳年―国芳門下の2大ライバル」展も楽しみです。
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