芳幾・芳年 ― 国芳門下の2大ライバル

    三菱一号館美術館 | 東京都

    歌川(落合)芳幾(1833-1904)と月岡(大蘇)芳年(1839-1892)は、幕末を代表する浮世絵師、歌川国芳(1798-1861)の門下でともに腕を磨き、慶応2-3(1866-67)年には、幕末の風潮を反映した残酷な血みどろ絵を共作しています。 良きライバルとして当時は人気を二分した両人ですが、芳幾はその後発起人として関わった「東京日日新聞」(毎日新聞の前身)の新聞錦絵を描くようになります。 一方の芳年は、国芳から継承した武者絵を展開し、歴史的主題の浮世絵を開拓しました。 人生半ばの30歳前後で明治維新を迎えた二人は、最後の浮世絵師と呼ばれる世代です。 浮世絵衰退の時代にあらがうべく、彼らがどのように闘ったのかを、貴重な浅井コレクションからの作品を中心に振り返ります。 ※一部展示替えあり
    会期
    2023年2月25日(土)〜4月9日(日)
    会期終了
    開館時間
    10:00〜18:00 (金曜日と会期最終週平日、第2水曜日は21:00まで)
    ※入館は閉館の30分前まで
    料金
    一般 : 1,900円 高校・大学生 : 1,000円 小・中学生 : 無料
    ※本展覧会は⽇時指定予約は不要です。
    ※障がい者手帳をお持ちの方は半額、付添の方1名まで無料
    休館日 3月6日(月)、3月13日(月)、3月20日(月)
    公式サイト https://mimt.jp/
    会場
    三菱一号館美術館
    住所
    〒100-0005 東京都千代田区丸の内2-6-2
    050-5541-8600
    評価
    芳幾・芳年 ― 国芳門下の2大ライバルのレポート
    5
    同門で腕を磨いた落合芳幾と月岡芳年。人気を二分した両者の作品を大公開
    師匠の歌川国芳から受け継いだ画力。芳幾は新聞錦絵、芳年は歴史的主題へ
    芳幾《太平記英雄伝》は全100点を展示、芳年《芳年武者旡類》も全作公開
    芳幾・芳年 ― 国芳門下の2大ライバルに関連する特集
    大注目は都美「エゴン・シーレ展 ウィーンが生んだ若き天才」。ファッション好きには現美「クリスチャン・ディオール、 夢のクチュリエ」、Bunkamura「マリー・ローランサンとモード」。三菱一号館の「芳幾・芳年―国芳門下の2大ライバル」展も楽しみです。
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