昨年はネイキッド(NAKED Inc. 村松亮太郎代表)によるプロジェクションマッピングが話題となった
新江ノ島水族館の夜間イベント(
昨年の模様はこちら)。今年は、
日本科学未来館で開催された「
チームラボ 踊る!アート展と、学ぶ!未来の遊園地」が大評判だったウルトラテクノロジスト集団チームラボのデジタルアートが、夜の"えのすい"を彩ります。
導入付近に設けられたのが《呼応する球体と夜の魚たち》。通路を覆う光の球体は、人が叩くなどの衝撃で色が変化。そのまわりの球体も反応するように色が変化していきます。
《呼応する球体と夜の魚たち》続いて《呼応する小さな海》。小さな水槽があるエリアで、人がガラス面に近づくと水槽の色が変化し、色特有の音が流れます。
さらに、近くの水槽も呼応。同じ光に変化して、音色が響いていきます。
《呼応する小さな海》"えのすい"のシンボルである相模湾大水槽は一面がプロジェクションされ、花々が咲き渡るアート空間になりました。
《花と魚 ─ 相模湾大水槽》と名付けられたコンテンツで、映像そのものが水槽照明に代わって空間を照らします。水槽のまわりの花々は、魚が近くを横切るといっせいに散っていく仕組み。映像は変化し続けることとなります。
水槽のガラス面に近い場所を、エイやサメなど表面積が大きい魚が通る時がシャッターチャンスです。お見逃しなく。
《花と魚 ─ 相模湾大水槽》2013年に発表された《お絵かき水族館》も館内で楽しめます。
紙に自由に魚の絵を描き、スキャンしてもらうと、自分が描いた魚が大画面上のスクリーンを泳ぎ回る、というもの。手をかざすと魚はいっせいに逃げていきます。
せっかくですのでインターネットミュージアムのロゴを描いたカメも、泳がせていただきました。
《お絵かき水族館》オーシャンバーにも「光るカクテル」など、大人向けのメニューが登場。水族館の入場料金のみでお楽しみいただけます(開催は17時からです)。
※2015年12月4日(金)からはクリスマス仕様になり、セレモニーにはオフィシャルサポーターの栗山千明さんも登場しました。
ニュースはこちらです。
[ 取材・撮影・文:古川幹夫 / 2015年7月15日 ]