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海遊館がプロデュースした生きているミュージアム NIFREL(ニフレル)は、「感性にふれる」をコンセプトとする水族館、動物園、美術館が融合した施設です。
2024年3月6日~2025年1月13日まで、大人気絵本作家tupera tupera(ツペラ ツペラ)とデザインチームminna(ミンナ)がNIFRELとタッグを組んだ初コラボレーション「あなたも愉快な生きものだ!」展が開催されています。
NIFRELで暮らす生きものたちを「見る」だけでなく、「見られる」存在の人として、生きものと人の意外な共通点を知り、小さな共感、親近感を覚える、つながりを感じる企画展となっています。
カラフルで愉快な展示の中に自分を振り返るきっかけが見つかるかもしれません。
水槽の生きものからの自己紹介、どんな共通点がある?
入り口を入ってすぐの展示エリア「いろにふれる」では、小さな生きものたちが水槽の中で元気に動き回っています。
じっと目を凝らすと、水槽の上にふきだし状のキャプション、水槽の中には生きものの特性を描いたイラストが!まるで、水槽の中の生きものの自己紹介のようです。
ぱっと見の似ている点ではない、共通点にハッとするかも?
「にてる?にてる?」自分に似ている生きものはなんだろう?
続くメインエリア「わざにふれる」の壁面には、生きものと人の共通点を表現した「にてる?似てる?」が描かれた大型作品が並びます。思わず「似てるぅ!」と叫んでしまいそうになります。
自分自身だけでなく、まわりのあの人に似ている生きものが見つかるかも?
これらの大型作品は、tupera tuperaによる新作作品です。
手前の作品は、「イリエワニとワタクシ」。人と生きものとの共通点は、見た目がゴツい、歯とあごが丈夫、お肉が好き。思わずクスッとしてしまう作品10点が展示されています。
「あなたはどんな生きものだ?カード」で自分と似ている生きものがわかる!
ずらりと並んだ30種類のカードの中から、自分らしい特徴のカードを4枚選びます。4枚に絞り切れなくて、悩んでしまうところもご愛嬌!子どもたちがさっさと選んでしまうのに、大人たちが「ああでもない、こうでもない」と悩むところがなんだかおかしい!
選んだカードを台紙にセットすれば、自分と共通点のある生きものたちがわかります。そして、台紙を裏返せば、あなたも愉快な生きものとして命名されます。台紙はその認定証にもなっています。
台紙の紹介をしてくれているのが、グラフィックから空間デザインまでを手掛けた、デザインチーム minnaの角田真祐子さん。
「わたしは愉快な生きものだ!」ワークショップ
ニフレル2Fの「 ニフレルメイクス」では、tupera tuperaが描き下ろした多彩な「生きものパーツ」を組み合わせてお面を作るワークショップが体験できます。(有料)
いくつかの質問に答えるセルフチェックで選ばれたベースに、お好みのパーツを貼っていきます。かわいいお面、奇想天外なお面、想像を絶するお面に大人も子どもも大騒ぎ!
自分らしいお面をつけて、生きものになって館内を巡りましょう。お面をつけるだけで、今までの自分とは違う自分になった気分になれるのが不思議です。
ワークショップ参加者は、特別に設置されたフォトスポットでの記念撮影もできます。なかなかドラマティックな体験です。
せっかくだから、オリジナルメニューやオリジナルグッズを手に入れよう!
ニフレルのカフェ「EAT EAT EAT」は室内なのに、まるで屋外でピクニックをしているような気分が楽しめます。
「あなたも愉快な生きものだ!」展コラボの「愉快なワニカレー」は必食です。「愉快なコワニカレー」もあります。
ミュージアムショップ「NIFREL×NIFREL」では、今展覧会のオリジナルTシャツやトートバッグ、クリアファイル、マスキングテープなどが販売されています。tupera tuperaファンだけでなく、展覧会の思い出に、お土産にどうぞ!
[ 取材・撮影・文:atsuko.s / 2024年3月7日 ]
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