
秋田県横手市の「横手市増田まんが美術館」が2019年5月1日にリニューアルオープンする事となり、都内で報道向けの発表会が行われた。
横手市増田まんが美術館は、「釣りキチ三平」などで知られる増田町出身の漫画家・矢口高雄さんの助言を受けて、1995年に開館。生涯学習施設の複合施設「増田ふれあいプラザ」の一部に設置されていたが、2年間に及ぶ大規模改修工事で、延床面積約3,300㎡、全館がマンガの美術館になった。設計・施工は株式会社丹青社。
館では秋田県出身の漫画家をはじめ、日本を代表する約180名の漫画家のマンガ原画を、国内最大規模となる20万枚以上収蔵。国内には多くのマンガ関連施設があるが、これだけ多くの漫画家の原画を集めた施設は、他に類を見ない。
「マンガ文化展示室」では、マンガ文化の歴史や、漫画家がマンガを描く様子を映像で紹介。原画を保存する「マンガの蔵展示室」では、マンガ原画を保存・収蔵・活用するためアーカイブ化する作業を見る事ができる。
館の名誉館長を務める矢口高雄さんは「私が子どもの時には『マンガは百害あって一利なし』と言われた。今では、どこの国でも日本のマンガは大人気だ」と、マンガ文化の広まりを感慨深く話した。
「「横手市増田まんが美術館」がリニューアル」の取材レポートはこちら発信:
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横手市増田まんが美術館 公式サイト