
2017年5月30日(火)、東京・港区のサントリー美術館で「国宝《浮線綾螺鈿蒔絵手箱》修理後初公開 神の宝の玉手箱」のプレス向け内覧会が開催された。
サントリー美術館が所蔵し、1965以来ほぼ半世紀ぶりに修理された国宝《浮線綾螺鈿蒔絵手箱(ふせんりょうらでんまきえてばこ)》を紹介する企画展。
国宝《浮線綾螺鈿蒔絵手箱》は鎌倉時代の作。堂々たる力強さと複雑で精緻な装飾をあわせもち、この時代の手箱の逸品として知られている。
展覧会は5章構成で、人々が生活の中で用いてきた「手箱」の姿を織り交ぜつつ、特別に仕立てられた手箱についてその魅力を特集。
今回の修理などを通して知られた、名品手箱の手間を惜しまない複雑な技法の工程と高度な技も紹介。近現代の名工が手がけた手箱の模造も展示する。
「国宝《浮線綾螺鈿蒔絵手箱》修理後初公開 神の宝の玉手箱」はサントリー美術館で、2017年5月31日(水)~7月17日(月・祝)に開催。観覧料は一般 1,300円、大学生・高校生 1,000円、中学生以下は無料。前売りはそれぞれ200円引きで2017年5月30日(火)23:59まで発売。
なお国宝《浮線綾螺鈿蒔絵手箱》は、6月21日(水)~6月26日(日)のみ、蓋をあけた状態で展示。通常の展覧会では見る事ができない、研出蒔絵で表現された約30種の草花の折枝文様も披露される。
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