
スペインに生まれた、もっとも有名な20世紀の芸術家のひとり、サルバドール・ダリ(1904-1989)の作品196点を紹介する大規模な回顧展が京都と東京で開催される事となり、2016年3月24日(木)、都内のスペイン大使館で記者発表が行われた。
ガラ=サルバドール・ダリ財団(スペイン、フィゲラス)、サルバドール・ダリ美術館(アメリカ、セントピーターズバーグ)、国立ソフィア王妃芸術センター(マドリード)の世界的なダリ・コレクションが初めて一堂に集結。国内の所蔵作品も含めて、初期から晩年までダリの創作の軌跡をたどる。
展覧会は8章構成で、絵画や彫刻だけでなく宝飾品や舞台装置、衣裳デザイン、挿絵、映画、執筆など多面的に活動したダリの全貌に迫る。
CHAPTER 1 「初期作品(1904-1922)」
CHAPTER 2 「モダニズムの探究(1922-1929)」
CHAPTER 3 「シュルレアリスムの時代(1929-1938)」
CHAPTER 4 「ミューズとしてのガラ」
CHAPTER 5 「アメリカへの亡命(1939-1948)」
CHAPTER 6 「ダリ的世界の拡張」
CHAPTER 7 「原子力時代の芸術(1949-1950s)」
CHAPTER 8 「ポルト・リガトへの帰還 ─ 晩年の作品(1960s-1980s)」
ダリ展は2016年7月1日(金)~9月4日(日)に京都市美術館で、9月14日(水)~12月12日(月)に国立新美術館で開催。
観覧料は京都展の当日券が一般 1,600円、大学・高校生 1,100円、小・中学生 600円。前売りはそれぞれ200円引きで2016年5月14日(土)~6月30日(木)に発売。東京展は当日券が一般 1,600円、大学生 1,200円、高校生 800円(中学生以下は無料)。前売りはそれぞれ200円引きで2016年6月2日(木)~9月13日(火)に発売。
京都市美術館「ダリ展」の取材レポートはこちら発信:
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