
2015年3月20日(金)、東京・渋谷区のBunkamuraザ・ミュージアムで「ボッティチェリとルネサンス」のプレス向け内覧会が開催された。
《ヴィーナスの誕生》や《春》などで知られる初期ルネサンスの巨匠、サンドロ・ボッティチェリ(1445-1510)の作品を中核に、フィレンツェ金融業の繁栄と近代に通じるメセナ活動の誕生を紹介する企画展。
イタリア政府の「門外不出リスト」に登録されている傑作《聖母子と洗礼者聖ヨハネ》が5月6日までの期間限定で特別出品されるなど、ボッティチェリ作品は17点出品(工房作などを含む)。
あわせて資料や商人の仕事道具なども紹介し、フィレンツェ・ルネサンス当時の経済活動と芸術の関係を紐解く。
内覧会には展覧会の音声ガイドナビゲーターを務める俳優の城田優さんも登場。
城田さんは「家に持って帰りたいほど好きだけど、100億円出しても買えないと言われた(笑)」という、横幅5mの大作《受胎告知》の前で会見。「今まで美術館は敷居が高いと思っていた方も、気負わずに見て欲しい。事前の知識が無くても、ここまで深く楽しめるとは思わなかった。人間が自分の手で描いた絵の力を、ぜひ生で感じてもらいたい」と、展覧会をPRした。
「ボッティチェリとルネサンス フィレンツェの富と美」はBunkamuraザ・ミュージアムで、2015年3月21日(土・祝)~6月28日(日)に開催。入館料は一般 1,500円、大学・高校生 1,000円、中学・小学生 700円。前売りはそれぞれ200円引きで2015年3月20日(金)23:59まで発売。
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