
「アンゼルム・キーファー:ソラリス」展 会場
世界遺産・二条城の二の丸御殿台所・御清所で、アンゼルム・キーファー(1945-)の作品を紹介する大規模な展覧会が開催される。
アンゼルム・キーファーは、現代美術を代表するアーティストの一人。歴史、哲学、宗教、文化といった深遠なテーマを扱い、壮大なスケールの絵画や彫刻で観る者に強烈な印象を与えてきた。日本との関わりも深く、1993年には京都国立近代美術館で大規模回顧展が開催され、1999年には高松宮殿下記念世界文化賞を受賞している。
今回の展覧会では、高さ9メートルの翼の生えたパレットの彫刻《ラー》や、本展のために制作された幅10メートルの大作《オクタビオ・パスのために》など、33点の絵画と彫刻を展示。
二の丸御殿の狩野派による金碧障壁画とキーファー作品に用いられる金が響き合い、日本と西洋の美学や哲学の関係性を考察する機会となる。
多くの作品は自然光のみで照らされ、金の輝きを最大限に生かした展示となる。
「アンゼルム・キーファー:ソラリス」展は、2025年3月31日(月)から6月22日(日)まで開催。観覧料は一般 2,200円など。

「アンゼルム・キーファー:ソラリス」展 会場

「アンゼルム・キーファー:ソラリス」展 会場

「アンゼルム・キーファー:ソラリス」展 会場

「アンゼルム・キーファー:ソラリス」展 会場

「アンゼルム・キーファー:ソラリス」展 会場

「アンゼルム・キーファー:ソラリス」展 会場

「アンゼルム・キーファー:ソラリス」展 会場

「アンゼルム・キーファー:ソラリス」展 会場

「アンゼルム・キーファー:ソラリス」展より (右から)田中泯、南條史生、アンゼルム・キーファー