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    松下洸平「ゴッホに共感する“信じる力”」 ─ 家族が守り抜いた名画の物語
    (掲載日時:2025年3月13日)

    「ゴッホ展 家族がつないだ画家の夢」報道発表会より松下洸平さん
    「ゴッホ展 家族がつないだ画家の夢」報道発表会より松下洸平さん

    2025年7月から大阪、東京、愛知で巡回する「ゴッホ展 家族がつないだ画家の夢」の記者発表会が都内で開催され、展覧会サポーターを務める俳優・アーティストの松下洸平が登壇した。

    展覧会は、フィンセント・ファン・ゴッホ(1853-1890)の作品がどのように受け継がれ、現在に至るのかをテーマに、家族の尽力によって守られたコレクションに焦点を当てる。ファン・ゴッホ美術館が所蔵する《画家としての自画像》をはじめ、30点以上の作品や日本初公開となる直筆の手紙などが展示される予定だ。

    ゴッホの作品が後世に残るまでには、弟テオの妻ヨーや、その息子フィンセント・ウィレムの尽力があった。ヨーは作品の展示や販売を積極的に行い、膨大な手紙を整理・出版することでゴッホの名声を高めた。さらに、フィンセント・ウィレムはコレクションを散逸させないよう努め、美術館の設立に尽力。本展では、彼らの役割を掘り下げることで、ゴッホ芸術の理解を深めていく。

    松下は発表会で「子供の頃から絵を描き、ゴッホに強い思い入れがある。20代は作品が注目されない時期もあったが、“自分を信じる力”で続けてこられた。ゴッホも同じだったのではないか。展覧会では絵の魅力に加え、初公開の手紙から家族の大切さも感じてほしい」と展覧会への期待を語った。

    「ゴッホ展 家族がつないだ画家の夢」は、大阪市立美術館(7月5日~8月31日)、東京都美術館(9月12日~12月21日)、愛知県美術館(2026年1月3日~3月23日)を巡回する。


    「ゴッホ展 家族がつないだ画家の夢」
    「ゴッホ展 家族がつないだ画家の夢」


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