SOMPO美術館「FACE展2025」会場　（左）齋藤大《キャンプファイヤ》

新進作家の平面作品を紹介する恒例の公募コンクール「FACE」の入選作品を紹介する展覧会が、東京ではじまる。

「年齢・所属を問わず、真に力がある作品」を公募するFACEは、2012年度から開始。13回目となる今回は1,312名の新進作家の応募の中から、57点が入選作品として選定された。

今回は椿玲子（森美術館キュレーター）、大島徹也（多摩美術大学教授／多摩美術大学美術館館長）、森谷佳永（神奈川県民ホールギャラリー学芸員）、秋田美緖（国立西洋美術館学芸課研究員）、西脇芳和（SOMPO美術館館長）が審査員を務め、グランプリには齋藤大（山形県在住）の《キャンプファイヤ》が選出。

優秀賞は春日佳歩、HUANG YUQI、竹内美樹。30歳未満の入選作家を対象とするU30フロンティア賞は山岸月菜。審査員特別賞には星野明日香、ジェイリン祝重、TheMp、田中優楽が選ばれた。

展覧会では受賞作品を含む入選作を展示。会期中には観覧者投票による「オーディエンス賞」も選ばれる。

「FACE展2025」はSOMPO美術館で2025年3月1日（土）～3月23日（日）に開催。入館料は一般 800円など。高校生以下は無料。

SOMPO美術館「FACE展2025」会場

SOMPO美術館「FACE展2025」会場

SOMPO美術館「FACE展2025」会場

SOMPO美術館「FACE展2025」表彰式より　（左から）グランプリの齋藤大さん、公益財団法人SOMPO美術財団 櫻田謙悟 理事長