2025年3月8日(土)、法政大学市ケ谷キャンパスで無料シンポジウム「博物館収蔵コレクションの新たな価値創造 ―公開・活用の可能性を探る―」が開催される。
博物館には膨大な収蔵資料が保管されているが、その多くは収蔵庫内にとどまり、一般に公開される機会は限られている。
近年、デジタルアーカイブ化の推進により、資料公開の新たな可能性が開かれつつあるものの、依然として収蔵コレクションの多くは十分に活用されているとは言えない状況にある。
ただ、博物館が社会的装置として、私たちの生活・文化・教育に貢献するためには、「保存」を超えた収蔵コレクションの積極的な公開と活用が不可欠であり、全国の博物館では、様々な形でコレクションの公開・活用に向けた取り組みが始まっている。
シンポジウムでは、公立博物館の実態調査をもとに、民俗、歴史・考古、美術、自然史など多様な分野の博物館関係者による報告とディスカッションを通じて、博物館収蔵コレクションの新しい可能性を探っていく。
参加費は無料、申込締め切りは2025年3月6日(木)18:00。
■主催:法政大学資格課程
■後援:公益財団法人日本博物館協会
■開催日時:2025年3月8日(土)13:30~17:30
■場所:法政大学市ケ谷キャンパス 外濠校舎2階S205教室
https://www.hosei.ac.jp/ichigaya/access/
■定員:200名(事前申込制先着順)※会場参加のみ(配信は行わない)
■参加費:無料
■申込:参加申込フォーム:https://forms.gle/rdgHyq3ScQr88tEn6
※申込締め切り:2025年3月6日(木)18:00
なお、2024年5月25日開催シンポジウム「博物館の収蔵コレクションの現状と課題を考える」の内容などをもとにした、『博物館の収蔵庫問題と新たなコレクション管理』(株式会社雄山閣)が、12月25日に発行されている。
https://www.yuzankaku.co.jp/products/detail.php?product_id=8996
また、1月25日には『改正博物館法で博物館はどうなる』(株式会社同成社)も発行されている。
http://www.douseisha.co.jp/book/b656660.html