特別展「古代DNA―日本人のきた道―」報道発表会より、公式サポーター、音声ガイドの井上咲楽
DNA研究から日本人の遥かなルーツを探る展覧会が開催されることになり、記者発表が開催された。
古代人の研究は、1980年代に、遺跡から発掘された古代人の骨にもごく僅かなDNAが残っていることが明らかになると「古代DNA研究」として加速。
2006年に古人骨の核DNAの分析が可能になると、さらに多くの情報を得ることが可能となり、古代人の髪や目、肌の色のほか、どんな病気にかかりやすかったかまでも明らかにすることができるようになった。
展覧会では日本各地の古人骨や考古資料、高精細の古人頭骨CG映像などにより、日本人のきた道を解説。
集団の歴史を読み解くことで、未来へのメッセージを伝えていく。
報道発表会には、展覧会の公式サポーターで、音声ガイドも担当するタレントの井上咲楽さんも登壇。「自分の眉毛が豆苗のようなスピードで伸びるのも、DNA研究でわかるのか。(初めて挑戦する音声ガイドについて)古代の人々が、どんなふうに生活していたのか。いろいろな視点で思いを馳せながら挑みたいと思います」と語った。
特別展「古代DNA―日本人のきた道―」は国立科学博物館で、2025年3月15日(土)~6月15日(日)に開催。観覧料は一般(当日券)2,100円など。
特別展「古代DNA―日本人のきた道―」報道発表会より、公式サポーター、音声ガイドの井上咲楽
特別展「古代DNA―日本人のきた道―」