愛知県美術館「パウル・クレー展 ― 創造をめぐる星座」会場
20世紀に活躍したスイスの画家、パウル・クレー(1879-1940)の画業を振り返る大規模な展覧会が、愛知県ではじまる。
クレーは音楽一家の子としてスイス・ベルン近郊の町で誕生。
バウハウスで教鞭をとるなど活躍するも、ナチスによる前衛芸術の弾圧を受けてベルンに移住。アメリカでの評価を確立するも、1940年に没した。
展覧会はスイスのパウル・クレー・センターが学術協力し、同センターやバーゼル美術館のほか、日本国内各地の美術館からクレーの作品50点以上が集結。
《チュニスの赤い家と黄い家》《窓のあるコンポジション》などのクレーの代表作のほか、《ハマメットのモティーフについて》《周辺に》など日本初公開となる作品も展示される。
クレーと交流のあった芸術家としてヴァシリー・カンディンスキーのほか、アウグスト・マッケ、フランツ・マルクなどこれまで日本では紹介される機会の少なかった作家も紹介される。
「パウル・クレー展 ― 創造をめぐる星座」は愛知県美術館で2025年1月18日(土)~3月16日(日)に開催。観覧料は一般 1,800円など。
展覧会は愛知展の後、兵庫県立美術館、静岡市美術館に巡回する予定。
愛知県美術館「パウル・クレー展 ― 創造をめぐる星座」会場
愛知県美術館「パウル・クレー展 ― 創造をめぐる星座」会場
愛知県美術館「パウル・クレー展 ― 創造をめぐる星座」会場
愛知県美術館「パウル・クレー展 ― 創造をめぐる星座」会場