そごう美術館「手塚治虫 ブラック・ジャック展」会場
漫画家、手塚治虫の代表作のひとつで、医療漫画の金字塔といえる「ブラック・ジャック」を紹介する大規模な展覧会が、横浜で始まる。
「ブラック・ジャック」は、無免許医でありながら天才的な技術を持ち、不可能と言われる手術もこなしてしまう外科医、ブラック・ジャックを主人公に、社会の矛盾や生命の尊さを問いかけていく物語。
1973年11月から少年マンガ誌「週刊少年チャンピオン」(秋田書店)で連載が始まり、当初は短期連載で終わる可能性もあったが、読者の圧倒的な支持を集め、最終的には5年間にわたって連載。手塚作品の中でも最も人気のあるものの一つとなった。
展覧会では、500点以上の原稿や200以上のエピソードなどを展示。手塚治虫の情熱と執念を解剖しながら、「ブラック・ジャック」の魅力を余すところなく紹介していく。
展覧会は2023年に東京シティビューで開催され、その後全国を巡回し、横浜会場で6会場目。これまでに約15万人を動員している。
「手塚治虫 ブラック・ジャック展」は、そごう美術館で2025年1月16日(木)~2月25日(火)に開催。入館料は一般 1,600円など。
©Tezuka Productions
そごう美術館「手塚治虫 ブラック・ジャック展」会場
そごう美術館「手塚治虫 ブラック・ジャック展」会場
そごう美術館「手塚治虫 ブラック・ジャック展」会場
そごう美術館「手塚治虫 ブラック・ジャック展」会場