「ART AWARD TOKYO MARUNOUCHI 2024」
若手アーティストの発掘・育成を目的とした現代美術の展覧会「ART AWARD TOKYO MARUNOUCHI 2024」が、行幸地下ギャラリーではじまる。
「ART AWARD TOKYO MARUNOUCHI」は、2007年に第1回が開催され、今年で18回目。
全国の主要な美術大学、芸術大学、大学院の卒業終了制作5000点以上の中からノミネートされた147作品の中から、ポートフォリオ審査などを通過した作品20点が会場に並ぶ。
審査員は、今村有策(東京藝術大学大学院美術研究科 教授)、木村 絵理子(弘前れんが倉庫美術館 館長)、後藤 繁雄(編集者、クリエイティブディレクター、京都芸術大学教授)、小山 登美夫(小山登美夫ギャラリー 代表)、建畠 晢(埼玉県立近代美術館 館長)、藪前 知子(東京都現代美術館 学芸員)、野口玲一(三菱一号館美術館 学芸員)の7名。
グランプリには、京都市立芸術大学 大学院の高田マル《こわれながらうまれる(間違った言葉)》が選出。「数年前の会社員時代に何度も通った行幸通り。今回の作品は、当時のことを思い出しながら練ったプラン。作品は、部屋で書いていた日記が人目にさらされていく一連の出来事をまとめたしたもの。沢山の方に見ていただける機会となって嬉しい」と語った。
「ART AWARD TOKYO MARUNOUCHI 2024」は、東京 丸の内の行幸地下ギャラリーで2024年4月25日(木)~5月12日(日)まで展示。料金は無料。観覧時間は11時~20時(最終日のみ18時まで)。
「ART AWARD TOKYO MARUNOUCHI 2024」
「ART AWARD TOKYO MARUNOUCHI 2024」(中央)グランプリ受賞の高田マルさん
「ART AWARD TOKYO MARUNOUCHI 2024」
「ART AWARD TOKYO MARUNOUCHI 2024」