市原湖畔美術館「青木野枝 光の柱」会場
鉄を用いた空間表現を行う彫刻家・青木野枝(1958-)を紹介する展覧会が、千葉県ではじまる。
1980年代の活動当初から鉄を素材に制作を行ってきた青木は、パーツに分けた鉄板を自ら溶接し、それらを組み上げる作業を繰り返すことで作品を制作。鉄のもつ重厚感や硬質感から解放され、自然を循環する水の姿を表現してきた。
展覧会では、美術館内の高さ9メートルに及ぶ吹き抜けの空間を活かした新作《光の柱》を展示。
また、2011年以来、制作してきた《ふりそそぐもの》をシリーズを展開した作品をはじめ大型の作品が並ぶ。
「青木野枝 光の柱」は、市原湖畔美術館で2023年10月14日(金)~2024年1月14日(日)に開催。観覧料は当日券が一般 1,000円。
市原湖畔美術館「青木野枝 光の柱」会場
市原湖畔美術館「青木野枝 光の柱」会場
市原湖畔美術館「青木野枝 光の柱」会場