「百年後芸術祭」のキービジュアル
千葉県の市原市、木更津市、君津市、袖ケ浦市、富津市の内房総5市は、千葉県誕生150周年事業の一環として「百年後芸術祭~環境と欲望~ 内房総アートフェス」を開催する。
アート、クリエイティブ、テクノロジーの力を融合し、百年後の新しい未来を創っていくための持続可能なプラットフォームとしての芸術祭を目指すもの。
「百年後芸術祭」は、千葉県誕生150周年事業の中でも「目玉といえる企画」(熊谷俊人・千葉県知事)。ロゴマークは「100年後芸術祭」の「00」の部分を空欄とし、参加者がそれぞれ「00」を描くことができるデザインとした。
総合プロデューサーは小林武史氏、アートディレクターは北川フラム氏が就任。
内房総5市で開催される「内房総アートフェス」は、ライブアートパフォーマンスの「en Live Art Performance」、食と学びの新たな食体験の「ENNICHIBA」(エンニチバ)、気鋭の現代アート作家を国内外から招聘する「アート作品展示」、百年後の未来を創る力を養う「生きる力を養う学校」の4つのコンテンツが軸となる。
アート作品展示は、いちはらエリアは過去3回開催した「いちはらアート×ミックス」の成果を継承して「アート×ミックス 2024」として開催し、他の4エリアについてはそれぞれ拠点となる地域を設定し、各2~5程度の作品を展示する。
作品展示の拠点は、いちはらエリアが牛久商店街、内田未来学校、市原湖畔美術館など。きさらづエリアは木更津駅西口周辺、クルックフィールズなど。そでがうらエリアは袖ケ浦公園周辺など。ふっつエリアは富津埋立記念館など。きみつエリアは調整中。
出展予定作家は、小谷元彦、栗真由美、千田泰弘、豊福亮、名和晃平、藤本壮介、デイン・Q・レ、など。
周辺の5市町でも行われ、市川市では、千葉県立現代産業科学館などで2024年1月〜3月に「いちかわ芸術祭」を開催(アートディレクター・豊福亮)。
佐倉市では2024年の春に、佐倉城址公園で桜のライトアップや音楽のイベントなど。
栄町では2024年6月に、千葉県立房総のむらにある旧学習院初等科正堂で、地元住民によるミュージカルなどを開催。
山武市では市内に活動拠点を持つアーティストを中心に展開。
白子町では暮らしの中の芸術に着目し、日本家屋の展示ツアーなどを行う。
「百年後芸術祭」は、イベント・パフォーマンス期間が2023年9月30日(土)~2024年5月5日(日)。アート作品展示期間が2024年3月23日(土)~2024年5月26日(日)。原則、火曜と水曜は休場(4/30、5/1は除く)。
前列左から3人目から)北川フラム(千葉県誕生150周年記念事業総合ディレクター、内房総アートフェス アートディレクター) / 熊谷俊人(千葉県知事) / 小林武史(千葉県誕生150周年記念事業総合プロデューサー、内房総アートフェス総合プロデューサー)
「百年後芸術祭」のロゴ
「百年後芸術祭」のキービジュアル