ニュース
    江戸の人たちも猫が大好き ─ 太田記念美術館で「江戸にゃんこ 浮世絵ネコづくし」
    (掲載日時:2023年3月31日)

    太田記念美術館「江戸にゃんこ 浮世絵ネコづくし」会場
    太田記念美術館「江戸にゃんこ 浮世絵ネコづくし」会場

    浮世絵に描かれた猫に着目した展覧会が、東京で始まる。

    猫は現在のように江戸時代でもペットとして愛玩されたことはもちろん、化け猫として物語にも登場するなど、庶民の身近にある存在だった。

    浮世絵の世界でも、飼い猫をはじめ、擬人化された猫や、メス猫の一代記など、さまざまなかたちで表現されてきた。

    展覧会では、猫好きとして知られる歌川国芳をはじめ、歌川広重、月岡芳年などによる、猫を描いた浮世絵作品、計180点(前後期あわせて)を紹介。

    猫を題材にした子ども向けの「おもちゃ絵」など、ユニークな作品も展示する。

    前期展示(4/1~4/25)では、歌川国芳による猫の絵の名作《猫の当て字》全5点(たこ、うなぎ、かつを、ふぐ、なまづ)が出展。5点が揃って展示されるのは「おそらく初めて」(太田記念美術館 主幹学芸員 赤木美智さん)となる。

    「江戸にゃんこ 浮世絵ネコづくし」は太田記念美術館で2023年4月1日(土)~5月28日(日)に開催。入館料は一般 1,200円など。


    太田記念美術館「江戸にゃんこ 浮世絵ネコづくし」会場
    太田記念美術館「江戸にゃんこ 浮世絵ネコづくし」会場

    太田記念美術館「江戸にゃんこ 浮世絵ネコづくし」会場
    太田記念美術館「江戸にゃんこ 浮世絵ネコづくし」会場

    太田記念美術館「江戸にゃんこ 浮世絵ネコづくし」会場
    太田記念美術館「江戸にゃんこ 浮世絵ネコづくし」会場

    このニュースに関連するミュージアム
    おすすめレポート
    学芸員募集
    荻窪三庭園 施設管理運営スタッフ募集! [荻窪三庭園]
    東京都
    京都国立近代美術館 研究補佐員(学芸課・図書担当)の公募について [京都国立近代美術館]
    京都府
    多摩美術大学美術館 専任職員募集中! [多摩美術大学美術館]
    東京都
    (公財)宝塚市文化財団 学芸員募集(準事務職員) [宝塚市立宝塚文化芸術センター・庭園]
    兵庫県
    (公財)日本美術刀剣保存協会 学芸員募集 [刀剣博物館]
    東京都
    展覧会ランキング
    1
    国立西洋美術館 | 東京都
    モネ 睡蓮のとき
    開催中[あと46日]
    2024年10月5日(土)〜2025年2月11日(火)
    2
    麻布台ヒルズ ギャラリー | 東京都
    ポケモン×工芸展 ― 美とわざの大発見 ―
    開催中[あと37日]
    2024年11月1日(金)〜2025年2月2日(日)
    3
    京都文化博物館 | 京都府
    世界遺産 大シルクロード展
    開催中[あと37日]
    2024年11月23日(土)〜2025年2月2日(日)
    4
    日本科学未来館 | 東京都
    特別展「パリ・ノートルダム大聖堂展 タブレットを手に巡る時空の旅」
    開催中[あと39日]
    2024年11月6日(水)〜2025年2月4日(火)
    5
    米子市美術館 | 鳥取県
    MINIATURE LIFE展2 田中達也 見立ての世界
    開催まであと43日
    2025年2月8日(土)〜3月24日(月)