SOMPO美術館「ブルターニュの光と風」会場
豊かな自然と独自の文化を持つフランス北西部の地、ブルターニュに魅了された画家たちが描いた作品を紹介する展覧会が、東京で始まる。
ブルターニュは19世紀のフランスでは辺境の地で、エキゾティシズムに満ちた「内なる異世界」として認識されていた。
パリなどでは見られない深緑の海や険しい断崖が連なる海岸線、平原と深い森とが織りなす固有の景観、また、そこに暮らす人々の慎ましい生活と敬虔な信仰心は、多くの画家たちの関心を掻き立ててきた。
展覧会ではブルターニュ半島最西端、フィニステール(「最果ての地」の意)県にあるカンペール美術館の所蔵作品を中心に、45作家による約70点の油彩・版画・素描を展示。
ブルターニュの魅力を幅広く紹介する。
「画家たちを魅了したフランス〈辺境の地〉 ブルターニュの光と風」はSOMPO美術館で2023年3月25日(土)~6月11日(日)に開催。入館料は一般 1,600円など。
SOMPO美術館「ブルターニュの光と風」会場
SOMPO美術館「ブルターニュの光と風」会場
SOMPO美術館「ブルターニュの光と風」会場