
泉屋博古館東京「安宅コレクション名品選101」会場
世界有数の東洋陶磁の名品を所蔵する大阪市立東洋陶磁美術館の中核をなす「安宅コレクション」の作品を紹介する展覧会が、東京で始まる。
安宅コレクションは、安宅産業株式会社の会長、安宅英一(1901-1994)が、個人の趣味ではなく、事業の一環として社員研修に利用するため収集した、961件の東洋陶磁器。
世界に類を見ない貴重なコレクションだったが、安宅産業は1977年に経営破綻。散逸の危機を迎えていたコレクションは、住友グループが資金を寄付するかたちで大阪市に寄贈。大阪市立東洋陶磁美術館が誕生した。
展覧会では安宅コレクションの名品から国宝2件、重文11件を含む101件を展示する。
特別展「大阪市立東洋陶磁美術館 安宅コレクション名品選101」は泉屋博古館東京で2023年3月18日(土)~5月21日に開催。入館料は一般 1,200円など。

泉屋博古館東京「安宅コレクション名品選101」会場

泉屋博古館東京「安宅コレクション名品選101」会場

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