
戸田建設アート事業「ART POWER KYOBASHI」 記者内覧会 (左から)小林彩子(戸田建設・京橋プロジェクト推進部部長)、小野澤峻(アーティスト)、毛利悠子(アーティスト)、小池一子(ART POWER KYOBASHIアドバイザー)、飯田志保子(キュレーター)、植草弘(戸田建設・戦略事業推進室長)
東京・京橋に新たな芸術文化の拠点を形成を目指して、戸田建設が建設している「TODA BUILDING」について、都内で記者発表会が行われた。
2024年9月に竣工する「TODA BUILDING」は、地下3階地上27階建ての大規模なオフィスビル。立地はアーティゾン美術館が入居する「ミュージアムタワー京橋」に隣接し、低層部(1~6階)には、ミュージアムやギャラリー、アートショップ・カフェを設置し、現代アートやデザイン、ものづくりをテーマとした芸術文化の創作交流と情報発信機能を担っていく。
今後「TODA BUILDING」では、若手芸術家を育てる事をコンセプトに「ART POWER KYOBASHI」を展開。「TODA BUILDING」の3階共用スペースにて、年単位で作品を展示していく。
「ART POWER KYOBASHI」のパブリックアート・プログラム Vol.1のキュレーターは、飯田志保子。新社屋に躍動感を表す「螺旋の可能性 ― 無限のチャンスへ」をコンセプトとし、アートを通して来街者やオフィスワーカーが繋がることを目指していく。
螺旋構造、回転、循環、連鎖、振り子運動、持続性などの特徴を持つ作品として、4名のアーティスト(持田敦子、毛利悠子、野田幸江、小野澤峻)の作品が展示される。
今後のアート事業に対してのアドバイザリーコミッティーには、唐澤昌宏(国立工芸館館長)、小池一子(クリエイティブ・ディレクター)、小山登美夫(小山登美夫ギャラリー代表)、遠山正道(スマイルズ代表取締役社長)、豊田啓介(建築家/東京大学院特任教授)の5名が担当する。

「TODA BUILDING」模型