
国立映画アーカイブ「日本の映画館」会場
映画館はシネマコンプレックス(シネコン)が主流になり、かつて街角にあった小さな映画館の多くが姿を消した今、あらためて日本の映画館の歴史をたどる展覧会が東京ではじまる。
映画館の写真、プログラム、雑誌・書籍、実際に映画館で使われた品々などを通して、シネコンが登場する以前の日本の「観客の映画史」を紹介するもの。
往年の貴重な興行資料を軸に、川崎・北九州という二つの大都市の例を通して、映画館と人々のかかわりを示す。
また、建築としての映画館の変遷や、人の目に触れにくいフィルムの映写という技能にも着目する。
企画展「日本の映画館」は国立映画アーカイブ 展示室で2022年4月12日(火)~7月17日(日)に開催。入館料は一般 250円など。

国立映画アーカイブ「日本の映画館」会場入口

国立映画アーカイブ「日本の映画館」会場

国立映画アーカイブ「日本の映画館」会場