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    戦後フランスで一世を風靡 ー Bunkamura ザ・ミュージアで「ベルナール・ビュフェ」展
    (掲載日時:2020年11月20日)

    Bunkamura ザ・ミュージアム「ベルナール・ビュフェ回顧展 私が生きた時代」会場
    Bunkamura ザ・ミュージアム「ベルナール・ビュフェ回顧展 私が生きた時代」会場

    20世紀後半のフランスを代表する画家、ベルナール・ビュフェを紹介する展覧会が、東京・Bunkamura ザ・ミュージアムで始まる。

    刺すような黒く鋭い描線と抑えた色彩を特徴とするビュフェの画風は、第二次世界大戦直後の不安と虚無感が原点。

    絵画史としては抽象絵画が主流になる時代のため批判される事もあったが、サルトルの実存主義やカミュの不条理の思想と呼応し、一世を風靡した。

    近年では、パリ市立近代美術館で本格的な回顧展が開かれるなど、その独自の画風は再評価の動きが進んでいる。

    展覧会では「時代」をキーワードに掲げて5章で構成。幅約5mの油彩の大作のほか、べルナール・ビュフェ美術館所蔵の作品を中心とした約80作品で、画業の全貌を振り返る。

    「ベルナール・ビュフェ回顧展 私が生きた時代」は2020年11月21日(土)~2021年1月24日(日)、Bunkamura ザ・ミュージアムで開催。観覧料は一般 1,600円など。


    関連サイト:「ベルナール・ビュフェ回顧展 私が生きた時代」公式サイト

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