あかひと君、万葉ちゃん、たづ君
◎あかひと君
万葉時代に帝(聖武天皇)に同行して平城京(ならのみやこ)から和歌の浦にやってきました。
風光明媚な和歌の浦に感激した帝はあかひと君に「この地の素晴らしさを後世に伝えるため、残りなさい。」とお命じになりました。
あかひと君は、時空を越えて和歌の浦で和歌を詠み、現在では万葉館で皆さんを迎えています。
◎万葉ちゃん
万葉ちゃんも、あかひと君と一緒に平城京から和歌の浦にやってきました。
和歌の浦の美しさに感動した万葉ちゃんは、帝に願い出ました。
「私もあかひと君と和歌の浦に残してください♡」
あかひと君と一緒に時空を越え、万葉館で皆さんのお越しをお待ちしています。
◎たづ君
たづ君は、和歌の浦に昔から住んでいました。
和歌の浦にやってきたあかひと君は、たづ君の姿を見てあの有名な万葉歌を創りました。
「若の浦に潮満ち来れば潟をなみ葦辺をさして鶴鳴き渡る」
この万葉歌に感動した帝は、たづ君に「お前は、あかひと君の傍にいてこれからも歌を創るのに協力しなさい。そして、いつまでも和歌の浦の美しい風景に安らぎを与え続けなさい。」とお命じになりました。今では、あかひと君、万葉ちゃんと一緒に幸せに暮らしています。