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中国陶磁器の数々
李朝箪笥
揚羽蝶紋が入った鳥取藩関連の資料
コレクションはバラエティ豊か
甲冑のインパクトが強い渡辺美術館ですが、その所蔵品は書画、陶磁器、茶道具、香道具、装身具、漆工芸品、刀剣、仏像、仏具など実に多彩。貴重な所蔵品は大型展への貸し出しを依頼される事も多く、最近では話題の「徳川家康没後400年記念 特別展 大 関ヶ原展」でも、渡辺美術館所蔵の《関ケ原合戦図屏風》が来場者の目をひいていました。ここでは甲冑以外のお宝として、2点ご紹介します。
《木象嵌猿丸額》
は、単なる猿の絵のように思えますが、実は木象嵌(はめ木細工)。栃の地板に溝を掘り、まだら模様の黒柿板を絵柄と同じ形に刻んではめ込むという極めて珍しい手法で作られています。作者は鳥取県出身の西村荘一朗(1846-1914)。宮中はもとより英国王室、米国政府にも作品が買い上げられている、この分野の第一人者です。木工芸を芸術に変えたその手腕は、現在では誰も真似が出来ない技巧といわれます。
《「蹴鞠之図」版木》
は、パリのギメ美術館などが所蔵している喜多川歌麿の浮世絵「蹴鞠之図」の版木です。版木は、浮世絵が出版された後には、焚き木などに使われてしまうため後世に伝わるのは珍しく、2002年に歌麿の版木と判明したこの資料は、歌麿の版木としては世界で4例目になります(他は、愛媛の歌麿館に2点、ボストン美術館に1点)。板の裏側には、別の作者が彫った地蔵菩薩が残されていたため、幸運にも今日まで残ったものとみられています。
江戸時代の櫓時計や、ユニークな店の看板、そして鳥取藩(県)関係の資料なども充実。鳥取にお越しの際は、ぜひ足をお運びください。鳥取駅から車で10分程度です。
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