巡回展
本展覧会は、フランス・シャンパーニュ地方、ランス美術館のコレクションから選りすぐりの名品を通じて、コローから印象派へと至る19世紀の風景画の展開を概観するものです。
19世紀のフランスでは、フランス革命を経て近代社会が成立する過程で、それまで下級のジャンルとみなされていた風景画が人気を博すようになります。
ミシャロンにはじまり、コロー、バルビゾン派、クールベ、ブーダン、ルノワール、ピサロ、モネらによる油彩画約50点、版画約20点を通して、フランス近代風景画成立の歴史をたどります。
「大堀哲記念ミュージアム・マネージメント推進賞」を受賞しました