リニューアル・オープン記念展 Ⅱ

    日本美術の裏の裏

    サントリー美術館 | 東京都

    日本人にとって「美」は、生活を彩るものです。室内装飾をはじめ、身のまわりのあらゆる調度品を、美意識の表現の場としてきました。そのような「生活の中の美」を、ひとりでも多くの方に愉しんでいただきたい。それが、1961年の開館以来変わることのない、サントリー美術館の基本理念です。 一方で、美を生み出してきた日本人の「生活」そのものは大きく変化しています。障子や畳、床の間が住まいから姿を消し、古文も外国語のように感じられる今、古美術をどう愉しんだらよいか悩める方も少なくないでしょう。 そこで本展では、生活の中の美の“愉しみ方”に焦点をあて、個性ゆたかな収蔵品の中から、日本ならではの美意識に根ざした作品をご紹介します。古の人々の愉しみ方を知り、追体験することは、現代人にとって知られざる裏ワザ鑑賞と言えるかもしれません。 「裏」には、見えない部分だけでなく、奥深く、隠された内部という意味があります。日本美術をより深く愉しめるように、教科書では教えてくれない面白さの一端をご案内します。目に見えていない(=裏)ところにこそ、魅力が隠れている(=裏)かもしれません。
    会期
    2020年9月30日(水)〜11月29日(日)
    会期終了
    開館時間
    10:00~18:00(金・土および11月2日・22日は22:00まで開館)
    料金
    一般 1,500円 / 大学・高校生 1,000円
    休館日 毎週火曜日(11月3日・24日は開館)、展示替期間
    公式サイト https://www.suntory.co.jp/sma/
    会場
    サントリー美術館
    住所
    〒107-8643 東京都港区赤坂9-7-4  東京ミッドタウン ガレリア3F
    03-3479-8600
    日本美術の裏の裏のレポート
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    日本美術をどのように鑑賞すればいいのかわからない。
    そんな方へ、学芸員とっておきの鑑賞裏技を紹介する展覧会です。
    教科書では教えてくれない裏技。裏は無限の想像力で、深まり広がるようです。
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    生活の中の美の“愉しみ方”にスポット、日本の美意識に根ざした作品たち
    目に見えていない(=裏)ところにこそ隠れている魅力を全面に紹介
    美しい吹き抜けの会場構成にも注目、一般の来場者も写真撮影が可能
    日本美術の裏の裏に関連する特集
    まず、東京国立博物館の平成館では「桃山 ― 天下人の100年」。鉄砲伝来から江戸幕府による鎖国まで、激動の時代に生まれた美術を概観。同じく東博は、表慶館でも「工藝2020-自然と美のかたち-」。82名の作家らによる…
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