個人コレクションを寄贈して創られた公的美術館って素晴らしい!
まだ評価が定まっていない現代アートは、公的な美術館が購入するのは難しいからと、個人がコレクションして寄贈し続けて公的な美術館がオープンするって凄くないでしょうか。それも1986年のこと、そんな昔のお話でもない。
2つの大戦の間の「ブリュッケ」や「青騎士」から始まり、ロシア・アヴァンギャルドやシュルレアリズム、充実したピカソコレクションの紹介、美術の中心がアメリカに渡ってのポップアートのコレクションを経て現在までの流れを追う予想以上にいい作品が並ぶ良い展覧会でした。上にそれほど混んでなかったのが個人的には有難かった。作品リストも主要作品解説もQRコードからアクセスできる。アプリはダウンロードしたが、未だちょっと使い方が分からないでいます。